日本体育科教育学会 会長
第29回大会実行委員長
大友 智(立命館大学スポーツ健康科学部)
日本体育科教育学会第29回大会の開催に際しまして、一言、ご挨拶申し上げます。
立命館大学大阪いばらきキャンパスにおいて、立命館大学の協力を頂き、また、諸関係機関からご後援を頂き、日本体育科教育学会第29回大会が盛大に開催されますことに、心から感謝申し上げます。
昨年度、順天堂大学さくらキャンパスにおいて大成功に終えました第28回大会と同様に、本大会は対面で開催されます。第1日目には、シンポジウム及びポスター発表、第2日目には、口頭発表及びラウンドテーブルが予定されています。本大会におきましては、様々な発表形式をご準備頂いております。ご参加の皆様におかれましては、ご希望の発表形式で、推進して来られました研究をご発表頂きますと大変幸甚に存じます。
また、昨年度より本学会理事会において2つの大型企画を計画して参りました。
一点目は、連続シンポジウムの実施です。本大会では、その先頭を切り、野井真吾先生(日本体育大学)、藤田紀昭先生(日本福祉大学)、並びに、岡出美則先生(日本体育大学)をお迎えし、「今の学校体育をどうみるか」というテーマでシンポジウムが開催されます。本年度中に開催を予定しております特別シンポジウムに繋がっていく内容です。
二点目は、「識者に問う 学校体育はどう在るべきか」という対談形式での発信です。本学会の責任編集の元に、本年4月から体育科教育(大修館書店)誌上で、連載されております。4・5月号には、室伏広治スポーツ庁長官と友添秀則前会長の対談が掲載されております。今後、様々な識者と本学会の理事が、体育科教育(大修館書店)誌上で、学校体育の在り方について対談していきます。
本学会は、まさに今、会員の皆様、学校体育関係者、並びに学校体育関係者を超えて多様な方々と議論を行い、次世代の学校体育の在り方について、模索している所です。本大会は、このような大きな流れの中に、位置づいております。
立命館大学大阪いばらきキャンパスに集って本大会にご参加頂き、是非とも、次世代の学校体育の在り方について議論を深め、ご意見を発信して頂きますと大変有難く存じます。
最後になりますが、本大会の開催に向けて、大変丁寧に、かつ、強力なご尽力・ご支援を賜りました立命館大学の関係者の皆様に重ねて感謝申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
令和6年5月1日
日本体育科教育学会
会長 大友 智
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